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うつ病にブロッコリー 医療社説その1

By | 2016年8月17日

先日、千葉大学社会精神保健教育研究センターにより、ブロッコリーなどの野菜に含まれている化合物『スルフォラファン(SFN)』が、うつ病の症状の発症率を抑え、予防や再発防止に対してかなりの効果が認められると発表されました。

緑黄色野菜に多く含まれるスルフォラファン(SFN)は特に、ブロッコリーや種を発芽させたスーパースプラウトには高濃度のスルフォラファン(SFN)が含まれており、うつ病の発症率などをかなり抑制するようです。また、がん予防にも効果があるとか。なんでもがん予防につながるというは、どうなのかと思います。

そもそも『うつ病』というのは、最近になって有名で人気?の病名になってきていますが、どうも『うつ病』という状態は3つぐらいのジャンルに分けられるのではないかと考えています。

その定義もやや曖昧な印象を受けますが、一般的に社会生活にネガティブな影響を与える症状、どちらかと言えば脳の機能障害に分類されるのではないでしょうか。

生まれる前からの遺伝子からの運命、脳の構造としての発症、生まれたあと過酷な競争社会から自分を守ろうとしての発症、なぜかいつの間にか本人が主張しての発症の3つです。

前もって脳の構造がそのようになってしまう人の場合は、ゲノム編集などの医科学的なアプローチが必要になるのでしょうか。

本人が主張し始めた場合にはブロッコリーの効果はなさそうですが、社会環境のなかで心も身体も無茶な頑張りをしてしまった人やしてしまいそうな人にはよいかもしれません。

とはいえ、何かが効くとなるとそればっかり摂取する人がいますが、逆に効果は減少するかもしれません。また、重度に進行した場合は必ず近親者の協力のもと信頼できる専門医を探し(これは意外と難しいかもしれません)、診療してもらう必要があるでしょう。テレビ番組で納豆が体にいいとなると納豆ばっかり食べている人みたいな。そんなにねばらなくてもと思います。

何事もバランスが大切で、やっぱり自身があまり無茶な状況や環境で身体や脳を酷使し過ぎないようにするな改善をした上でブロッコリーやスーパースプラウトを適度に摂った方が良いのでしょうか。また、適度に無理のない継続できる軽めの運動もとても効果的ではないでしょうか。

実は生まれた後に社会生活の中で発症するうつ病が一番改善しやすいのではないかと考えています。そして身近な緑黄色野菜に多く含まれる化合物は発症の予防と再発防止に効果が高いのでしょうね。

ちょっと変わった発想かもしれませんが、生まれるまえの遺伝子段階での脳と、本人が主張し始める場合のタイプとでは、とても離れているように見えて、似た部分が多いのではと考えられます。

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